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InterBEE 2023

今年も行ってまいりましたInterBEE
今回はShowHeyさんと丸一日かけて約10キロの歩行展示会でありました。

自分なりに印象に残った製品をちょこっとですが書いてみたいと思います。

■Austrian Audio
オーストリアンオーディオさんよりコンデンサーマイクの「OC7」& アクティブ・ダイナミックマイク「OD5」です。
このメーカーさんというとOC818が有名ですが気になったのはOC7とOC5になります。

ヘッドが回転するようになっており上下に対するマイキングの微調整ができるようになっています。
どちらも音色は似ています。
ですがOC7はコンデンサーならではの厚みと奥行きがありました。
OD5はダイナミックならではの集音能力でライブで重宝されるのではと。

個人的にはOD5を使ってみたいと思いました。
ダイナミックでありながらコンデンサーのような厚みもあり、余計な音を拾わない特性もあったり。
ソロマイクに使えば使い方によってはグースネックいらずかもしれませんね。
価格もOC7の約半額となっていますので数揃える場合にも都合が良さそうです。

■SONY
ソニーさんからは「C-80」で(写真撮り忘れました^^;)
これまたコンデンサーマイクですが、立ち位置としては近年話題のC-100の安価版となりますが、スタッフさん曰く名器800Gのコンセプトに近いイメージとなるそうです。
お値段もC-100とは倍近く違いますが聞きこんでいくと両者とても似ています。
最初はイメージ的にC100が良く聞こえたのですが、落ち着いてくると値段の違い程は差がないように感じました。

C100は高音域と中低音域のとダイアフラムが2つに分かれているので高音域は伸びるようですが、音の印象としてはかなり近い感じがしました。
思わず違いの差があまりないような事を呟くとスタッフさんが慌てて実はと。。。

というわけでC-80はかなり優秀なマイクなのではと思います。
ぜひ実践で使ってみたいマイクの1つです。

そして同じ場所にあったヘッドホンにも注目です。
今年6月に発売されたソニー初のオープンタイプのモニターヘッドホン「MDR-MV1」です。

今年からBEEではヘッドホン専用ブースが再開され、4社ほどでしたが聞き比べができました。

さて気にはなっていたのですがオーストリアンのHi-X65を購入した身分としては少し、いやだいぶ気になっていました。
私がHi-X65を購入した時はまだ登場してなかったのですが、どんな音がするのか。

一発で気に入りました。
低音が見えやすいとは聞いてはいたのですが、本当に低音が見やすい。かつ空間も見える。
Hi-X65だけでマスタリングすると、どうしても低域や中低音域がつかみづらく、スピーカーでの調整がかなりの部分を占めていました。

その調整がヘッドホンだけでかなりカバーできるのではないかと思える仕上がりとなっていました。
音の傾向は密閉型のMDR-M1STなんですが、M1STの密度が詰まったのが解放されて空間や奥行きが見えるような印象でした。

リスニング用にも使えるのではと思える低音と音色ですが、マスタリングで使えば優秀だと思います。
この1つだけでとはいいませんが、Hi-X65とツインで使えばヘッドホンだけでかなり作りこめると思いました。

今回のBEEで一番ときめいてしまった時間でありました。

■SSL
SSLさんよりマイクプリアンプのPURE DRIVE 4ch & 8chです。
なんとSSLさんのマイクプリが8ch仕様で約35万ですよ。

出力はアナログ、ADAT、AESの3系統となっています。

またUSBタイプC端子も搭載されており、USBインターフェースにもなるんだとか。
sslクオリティーのマイクプリが2Uサイズで8ch。これは夢がありますね。

少々残念なのが、これでDanteやMADIが搭載されていればいいのになぁと思いました。
オプションカードのスロットもないので増設もできないみたいですが、だとしてもssl 8chマイクプリはパンチあります!

■YAMAHA
ヤマハさんのブースよりポータブルPSシステム「STAGEPAS 200BTR」です。
5chのデジタルミキサーを搭載したポータブルPAなのですが、これがバッテリーが内蔵されているんです。
最大10時間の連続稼働が可能で、Bluetooth接続もできるのでスマホで音源をワイヤレスで流すことも可能です。

もちろんアプリ連動でデジタルミキサーの調整もスマホからできるようになっています。

バッテリーは専用のリチウムバッテリーパックとなっているので、予備として数個あれば安心ですね。
モニターリンクもありますので複数台使用する事も可能となっています。

映像ブースは目新しいものは無かったのですがハンディーサイズのビデオカメラの展示が無いのがさみしい所です。
個人的にはパナソニックのX2が見たかったのですがリモートカメラの展示はありましたが、今年も展示はありませんでした。

あと面白いなと思ったのがEIZOさんのモニターでキャリブレーションをオートで行なってくれるセンサー内蔵のモニターがありました。

時間も設定できるので、定期的に夜間の間にキャリブレーションを行ってくれるようです。
しかもセンサーが上部からニョキっと表れるのです。

2K解像度と4K解像度のモニターが用意されているそうです。

コロナ対応も落ち着いてきて年々例年通りのBEEに戻りつつありますが、また来年もぜひ来場したいと思っております。

余談ですが、会場を後にして向かいのイオンでご飯を食べたのですが、私醤油とんこつ系のラーメンが受け付けないからだでありまして、忘れて食べて見事に腹を壊しました。
味は好きなんですけどねぇ。今のところ100%の実績を積み重ねております。

いつもながら食後1時間経過するとソレはやってくるのですが、ShowHeiさんを見送ってからまたトイレに駆け込みましたとさ^^;

今回、持ち込み機材としてOSMO POKET3を持ち歩いたのですが、ソニーさんのブースでスタッフさんがpoket3を見てときめいていました。
身近で見たのは初めてだそうで、1インチになって明るくていいですよぉとつぶやいておきましたとさ^^

私的には来年1月発売のα9 IIIの方が気になっていますよ!

そして今年も戦利品もたくさん頂きました。
ブラックマジックさんではTシャツも頂いたのですが、こちらはブラックマジックユーザーの方限定だとかで、えーーっといったら頂けましたw

ですが、忘れてましたよ!
実はツインラックモニターと4Kの大型ラックモニター使ってるんですよ。すっかりなじみすぎて忘れていました^^

★最後に、こちらの動画で雰囲気だけでもInterBEE2023をお楽しみください↓

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