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音楽用外付けドライブのSSD化

ネットワークプレーヤーを使い始めて1年ほどたちました。

私が購入したプレーヤーは価格も手ごろなONKYOのNS-6130です。

最近ちょっと上位機種のNS-6170も気になっていますが、まぁこれでも音には満足していますので末永く使っていきたいと思っています。

さて、今回はネットワークプレーヤーには欠かせない外付けドライブです。

実は前回も書いたのですが、外付けドライブとしては2.5インチのHDDを使用していました。

ですが、いつも心のどこかにSSDにしたいなぁとは思っていたのです。

HDDは1TBの容量を使用していましたが残りも100GBを切っていたので、もしSSD化するならば2TBの容量を買っておかなければなぁとは思っていました。

ですが、1TBでも1万5千円ほどしますので、2TBとなると3万円越えとなるのです。

どうしたものかと思っていたときに、ふと圧縮について再検討してみることにしました。

というのも、私はほとんどの音源ファイルはFlac化しています。

これはジャケットをいれたり、曲名や詳細情報を入れることができるので管理の面でも都合が良かったのです。

そして少しでも劣化を防ぐためにFlacであるにもかかわらず無圧縮レベルで活用していました。

ということはWAVよりも情報が入る分、若干データーサイズが大きくなっていたのです。

Flacは元々圧縮変換して活用するフォーマットなのですが、気分的に圧縮というのが気になっていたので無圧縮で使っていました。

ですがFlacの圧縮はmp3のような周波数カットによる劣化圧縮と違って、圧縮したデータはデコーダーで元と同じファイルになるのです。

圧縮レベルも色々ありますが、極端にレベルを上げさえしなければ、今のデコーダーではパワー不足なく元に戻して再生できるので問題はないのです。

ということで、今までの無圧縮Flacを平均的なFlac5にて圧縮をかけました。

するとかなりの容量を確保する事が出来たのです。

それまでは2TBのSSDを用意する頭しかなかったのですが、これで1TBのSSDでも当分は生きていけると分かったので音楽ドライブのSSD化をすることにしました。

前置きが長くなってしまったのですが、今回選んだSSDは「Samsungの860 QVO」です。

価格は1TBで1万5千円ぐらいでした。

ちょうど楽天のクーポンも使えたのでもう少し安く買う事が出来ました。

SSDも買うとなると、どれを買えばいいのか悩みどころでした。

その中で860を選んだ理由ですが、SamsungのSSDは比較的評判が良いことと、大きなファイルを書き込み時も発熱が少ない所でした。

SSDは熱による劣化があるということなので、なるべく低温度で動作するSSDが欲しいと思っていました。

私の使い方では音楽データの貯蔵庫なので書き込み回数による寿命については、そこまで神経質になる必要はないのですが書き込み寿命も比較的よく、

他のメーカーでは同クラスには3D NAND仕様が一般的ですが、こちらはQLC NANDというまだ珍しい方式だったという点ということもありました。

保証は3年間となっています。

SSDの決め手はコントローラーにあるらしいのですが、このコントローラーによっては大量の書き込み時に速度が低下したり発熱が起きやすいのです。

その点、860はそこまでひどい速度低下もなかったし、発熱もあたたかい程度でした。

NS-6130が対応するドライブフォーマットはFAT32です。現在のwinシリーズ(7~10)では標準でFAT32でのフォーマットが出来ません。

そこで私が使っているのはI-Oデータさんのフォーマッタソフトです。

検索すると上位に出てくるので分かると思います(フリーソフト)

このソフトではFAT32の他、NTFS,exFATにも変換ができます。

名前はハードディスクフォーマッタとありますが、SSDも問題なく変換できます。

FAT32はひとつ昔のフォーマット技術になるのですが、条件としては最大2TBまでのドライブ。そして1つのファイルが4GBまでとなります。

最近の映像ファイルとしては心無い仕様ですが、音楽ファイルならば問題ありません。

選んだドライブも1TBなので大丈夫です。

SSDも1.5TB仕様があればよかったのですがねぇ。。。

パーティションはMBRを選びます。

実際に変換した後のドライブ状態です。1TBのSSDではありますが、実際に保存できるサイズは931GBとなっています。

で、SSDに変えた恩恵ですが。。。。

音楽データーはPCを使っての作業なので、さすがSSD。800GBくらいの音楽ファイルもさくさく移動できました。USB3.0接続でのコピーでしたが問題ないです。

そしてHDDとは格段に電力も低いので、電源供給なしのUSBハブでも問題なく接続できています。

2.5インチHDDの時は、いちいち収納ケースから出して裸ドライブでの接続だったのですが、そういった手間もかからなくデータ移動が出来るようになったのはうれしい点です。

次にネットワークプレーヤーとの接続です。

HDDのより高速に接続、曲選択ができる!!と思いきや、HDDとなんら変わりありませんでした。。。

そうです。ネットワークプレーヤーは私が所有しているのも含め、USB端子はUSB2.0なのです。

現状発売されているネットワークプレーヤーで3.0を搭載しているプレーヤーは皆無なのであります!

ということで、ドライブをHDDからSSDに変えたとしても、アクセスの短縮時間は一切変わらないということです。

変わるのはPCによるデータ移動と、SSDによるドライブ故障の安定(これも選ぶSSDによってだと思いますが)になると思います。

あとは電力でしょうかねw

といった感じで、特にSSDという性質にこだわらなければ、容量も大きく値段も安いHDDをお勧めしまーすw

だって2.5HDDなら2TBでも1万円ですからね。

ですが、気分的にはSSDは心地よいですよぉ^^

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