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Ronin-s 改良して欲しい点

Ronin-sネタがしばらく続いております。すみません。。。

Ronin-Sを使い始めて4ヶ月ほど経ちました。

良い点も沢山ありますが、使っていくと分かる悪いところを今回は検証してみたいと思います。

悪くても改善できる場合はその方法も記載したいと思います。

●重さ

Ronin-Sは最大3.6kgのカメラも搭載できるだけあってパワーあるモーターが搭載されていたり、つくりも丁寧です。

しかし、それゆえ本体の重さも増しています。

恐らくですが、今後改良版が出るときは本体重量がより軽量になるのかと勝手に想像しております。

重さの一番の要因はバッテリーグリップにあります。

ここが軽くなれば少しは本体重量が減らせるのではと思っています。

モーターも軽量化できればいいですよね。

さて、更に本体を重くしている要因がバッテリーグリップ下部に搭載させる三脚グリップです。

固定時は三脚になり、使用時はグリップになるので両手で持つ場合は非常にバランスが良いです。

ただ、この三脚グリップが結構な重さがあるのです。

私は対策としてベルボンのクイックシューをつけています。

ベルボンのクイックシューは薄型で軽量。そしてある程度面積があります。

この面積があるので平らな場所では自立させる事が出来ます。

もちろん、そのまま三脚に固定させることも出来ます。

少しでも重さを軽減させたい場合はこの方法で三脚グリップを使わない方向へ持っていくことで対策になるのではと思います。

(安定性は確実ではないので、転倒には注意しましょう)

●ジンバル部の接触

購入してすぐに感じる部分でもありますが、収納時はジンバル部同士が接触するのです。

これが結構カツカツあたると本体同士で傷つけ合う事になります。

更に各部調整部に使うビスも接触する箇所があるのです。

私は対策として接触箇所にゴムを貼り付けて対応しています。

これで傷からは開放されると思います。

●操作系

Ronin-Sはジョイスティックの下に「Mボタン」と「RECボタン」があります。

分かりやすいポイントについているのですが、これも今後の改良ポイントにあげて欲しい部分です。

まず「Mボタン」です。Mボタンとは3つの設定を切り替えるボタンになります。

Ronin-Sの便利なポイントでもあります。

スマホから3つの設定を記録させる事が出来ます。

私は1にロールOFF。2に全軸ON。3に回転モード。と振り分けています。

これらをMボタンで簡単に切り替える事ができるのです。

ですが、このボタンを不意に触ってしまう事があるのです。

知らないうちに切り替わっていることが数回ありました。

全て役目を分けているので、これが変わると後々に影響が出てくるのです。

回避作としては、常にMボタンのモードを確認すること。これしかないです…

次に「RECボタン」です。

このRECボタンには写真カメラのような半押しでAF調整が出来ます。

ですが、この半押しの感覚が薄いのです。

少しでも力を入れると押し込み動作になってしまい、RECスタートやストップになってしまうのです。

場面場面でAF調整したい場合には、かなり気を使って押す必要があります。

ただでさえ重たくて力強くグリップを握る中、AFのような微妙な力を入れるのは撮影していけばいくほど感覚がおかしくなっていきます。

解決策はありませんが、是非次回の改良ではAFボタンは別に用意して頂けるとありがたいなぁと思いました。

フォーカスダイヤルも移動しながらとかだと操作するのは困難です。

フォーカスダイヤルを使う場合は、右手で本体を持ち、左手はフォーカスダイヤルにおく必要があるからです。

カメラが軽量であれば活用できなくもないかと思いますが、移動撮影をしながらでは気軽に使えるダイヤルではないような気もします。

まだ使用して半月なのですが、長く使ってマスターすれば対応できるようになるのか。まだ分かりません。

●プレート調整のロック

これはただ私が馬鹿なだけな事なのですが、バランス調整や、本体からカメラを取り外すときに、たまにプレートのロックを解除しているつもりが、サイドの調整をロックするノブをいじってしまうことがあります。

長く撮影して疲れきっている状態でやらかすことが多いのですが、どうしてもプレートロックとサイドロックの位置が近いので、勘違いしてサイドロックのノブを解除してしまう事があります。

解決策は、これまた気をつけるしかないですが、カメラにクイックシューをつけるという対策はできるかと思います。

残念ながら私のカメラではバッテリーグリップが内臓されている縦方向にサイズがあるカメラなのでベルボンの薄型クイックシューもNGでした。

縦方向に高さがないカメラでしたらクイックシューがお勧めです。

プレートだと、どうしても前後のバランス調整だけはやらないといけないのですが、クイックシューならそれも回避できます。

●カメラコントロールケーブル

ささいなことですが、カメラコントロールケーブルも気をつけるポイントになるかと思います。

Ronin-Sを手元からREC開始させたり、AF調整ができる優れものですが、このケーブルの端子の形状が少々厄介であります。

端子の横からケーブルが出ているので、これをつけた状態で本体を収納するとジンバル部にケーブルの付け根が当たり損傷する可能性があります。

L字型にしてもらえると接触の可能性が低くなるのかなあ。もしくは端子の位置を変えるとか。

今は外側についているので直で打撃を受ける可能性があります。

取り扱いには注意する気をつける部分になるかと思います。

●説明書

最後に説明書です。

長く扱っていくことで分かる事もあるのかもしれませんが、Ronin-Sに付属している説明書には組み立てや初期設定の説明はあっても、スマホで調整する設定項目に関しての説明が一切ありません。

本体に付属しないので別途ネットで設定系の説明PDFがあるのかと思いきや。。。ないのですw

ただ、スムーズトラックや各種設定ができます。といった感じで、具体的にこの項目はこうだいう説明書はないです。

もし項目について詳しく知りたい場合は、DJIのホームページより問い合わせすることになります。

ジンバルに共通するような用語であればいいのですが、Ronin独自の呼び方をする設定項目もありますので戸惑うポイントだと思います。

と、今の時点で感じる悪いポイントを書いてみましたが、使いようによっては改善させる事もできるかもしれません。

もっと沢山使って腕を鍛える必要もあります。

特殊機材には違いないので、がんばって使っていきたいと思います。

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