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CFastカード「SP Cinema PRO CFX310」
CFast2.0カードを使用する1DXmark2も登場して2年半経ちますが、いまだにカードは高いままです。
低価格で話題のBlackmagic Poket Cinema Camera 4Kも発売され、同カメラでCFast2.0を採用したので少しは安くなるかと思ったのですが、
国内はまだあまり反応が変わりません。
そこで専らCFastカードは海外ショップで購入をしているのですが、今回購入したのはメモリーカードではおなじみのSP(silicon-power)さんから登場したCFast2,0カードを購入してみました。
amazon usから購入が可能ですが現在は欠品しております。
気長に待つと、たまに小ロットの入荷がされる事があります。
8月くらいから目をつけていたのですが、売り切れるとだいたい1ヵ月くらいはブランクがあるようです。
SPさんが発売したCFast2.0カードは2種類あります。
CFX 310(3500X,90ドル)とCFX 510(3600X,130ドル)の2種類となっており、容量はそれぞれ128GBと256GBがあります。
私は今回お値段的にリーズナブルなCFX 310の128GBを購入しました。
お値段は送料合わせて1万1千円程度でした。
また販売ショップもSPさんが直に卸している商品なので多少安心感があるかと思います。
310と510の違いは読み書きスピードに差があります。
310はR530MB/S、W330MB/S
510はR540MB/S、W450MB/S
といったように読み込みスピードは大差ないのですが、書き込みスピードで120MB/Sの差があります。
実際は読み書き共に表記どおりのスピードが出ないというレビューが、私がぽちった後に掲載されていました。
環境にもよるかと思いますが310の書き込みスピードは200MB/S程度という内容でした。
1DXでの4K記録は30Pであれば1000×クラスのCFカードでも可能です。
ですが60Pとなると書き込みスピードが間に合わないのですが、6秒程度は記録できます。
緊急時には使える秒数ではありますがストレスは感じるかと思います。
そこで使用するのがCFast2.0カードになるのですが、1DXで使用すべくCFast2.0のスペック表記がないので、実際はどの程度の書き込みスピードが必要なのかがわかりません。
とりあえずCFでも書き込めるのでハイスペックなCFastじゃなくてもいける感じはします。
実際に310カードが到着したのでテストしてみました。
4k60pの連続書き込みをしましたが、無事に全容量を使い果たすことが出来ました。
記録できる時間は128GBのカードで20分16秒した。
4k30pで撮影した場合はカメラの規定があり29分59秒で一旦ストップしますが、それらを踏まえた最大記録時間は51分になりました。
本当は256GBのカードが欲しかったのですが、わずかな差で購入ができませんでした。
価格も1万7千円程度と128GBを2枚購入するよりもリーズナブルなんです。
次回入荷したら是非購入しておきたいと思います。
あとは耐久性ですね。
いくら他メーカーよりかは安いといっても128GBで1万円ちょっとはしますので、すぐに壊れたら意味がないです。
256GBが再入荷されるまでには無事使えているといいな。というか使えてないと困ります^^
ということで、1DXで使う分には310モデルでも問題はない事はわかりました。
Log撮影をするカメラの場合は、またハードルが上がるので何とも言えないですが心配な方は510モデルにしておくのが良いかもしれません。
ただ値段は310の倍はしてしまうので、そうなるとSP社以外のCFastカードでもとなるかもしれませんね。
310が使えるならばメーカーもある程度は有名なメーカーですし価格も他メーカーよりもかなり安く、導入がしやすいと思います。
日本でもamazonで取り扱っているショップがあるよですが、べらぼうに高いです。
購入するなら多少リスクはありますがamazon usのSP直の製品を購入が個人的にはお勧めです。
ただamazon usさんで購入する場合、人気がある商品なのか同時に2枚購入ができないようになっています。
ですが、別精算にすれば送料は都度かかりますが何枚でも購入は可能なようです。
私はこの方法で今回2枚購入しました。
デザインも結構気に入っていたりしますw
amazonショップの商品題目には対応するカメラの名前が明記されていました。
Blackmagic URSA Mini、Canon XC10、1DX Mark2となっているので、これらのカメラであれば使えるのではないでしょうか。
それでもレビューの測定結果をみた時は、商品到着前でしたのでドキドキしました。
最新のBlackmagic Poket Cinema Camera 4Kは最高スペックのDCI CinemaDNG RAWの書き込みに必要なスペックは272MB/Sとなっています。
310が表記スペック通り出ていればいけそうな感じですが、200MB/S程度だったというレビューをみると微妙ではあります。
賭けで1枚購入して使ってみて、もし止まるようでしたらオクに出したとしても、買った価格ぐらいでは売れそうな気もしますが。
ここは個人の勇気と決断力が必要になりますね。
CFastカードもSDカード並に価格が下がってくれれば助かりますよね。
とにかく4K動画の撮影はメモリー食いまくりです。
というか1DXが食いすぎなんですよね。
30Pで500Mbps、60Pにいたっては800Mbpsなんです。こうみると30Pは半分の400Mbpsでもいいんじゃないかなぁと思ってしまいます。
そしたら単純に撮影時間が倍で計算すればよいのですが、微妙に30Pも高いんですよねw
今後UHD BDオーサリングが始まるとしたらマスターを100Mbpsぐらいには落とすことになるので、その数値から見ても以上に高い書き込みスペックになっているなぁとつくづく思います。
mp4撮影ができればいいのですが。。。ゴニョゴニョ
とまぁ、このカメラを選んだ私が悪いわけですが、CFastカード。沢山ほしいですっ♪