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【DIY】磁石固定ヘッドフォンハンガー
今回は「手軽に作ろうヘッドフォンハンガー」です。
といっても、使い方は限られているので同じ環境の方に共感して頂けましたら幸いですっ♪
ヘッドフォンハンガーは独立型(スタンドタイプ)と、壁に固定するタイプがあります。
私は機材用のラックケースを積み上げているのですが、そこのパネルを利用して使用できるハンガーを製作しました。
これは固定方法が磁石なのでラックの隙間を埋めるパネルがスチール製での場合に使用可能となっています。
アルミパネルの場合は磁石がくっつかないので、その点をご了承してお読み頂けましたら幸いです。
磁石固定タイプのヘッドフォンハンガーは市販品もあります。
amazonで購入できるのが2種類あり、1個¥1000~1200円程度で購入が可能です。
構造をみると、これは作れるのではと思い私はDIYが好きなので今回はあえて製作してみる事にしました。
材料は4つ製作分で2000円程度です。
1つじゃだめか、2つじゃだめかとなりますが、ある部品が4枚分あったので4つとしました。
別に1つでも2つでもいいのですが、部品を余らせないで製作できるのが4だったという事で。。。w
2000円程度で4つ作れるので1個500円で製作する事が出来ました。
部品は全てホームセンターで手に入れる事ができます。
<材料>
磁石 FERRITE MAGNET FMG-015(耐荷重3kg) ¥380円 ×2個
L字ステンレスバー(ステン特厚金折) 25×75 ¥190円 ×4個
小ネジ サラ頭 ステンレス 4×15 (7本組) ¥140円
特殊形状ゴム KWR51-1 波ゴム(4組セット) ¥250円
以上となります。
使う素材次第でさらに値段を下げる事ができるかもしれません。
この中で一番費用がかかるのが磁石です。
100均の磁石製品を利用する手も考えましたが、荷重がかかるのと、磁石をL字バーに固定する方法を考えると難しかったです。
磁石にも吸着できる能力があり、私は3kgまで(2個セット)対応できる磁石を購入しました。
これよりも弱いとL字パーツの重さも影響しますのでお勧めしません。
逆に強ければより安定して固定する事が可能です。
この磁石には穴が1つ空いており、そこにM4サイズのサラ頭ネジでL字バーを固定する事が可能です。
長さは15mを選びましたが、これ以上短いと固定が十分に出来ません。
ネジやL字バーは錆に強いステンレスを選びました。
ここはヘッドフォンをかけるとき、取るときに触れる可能性があるのでステンレスにしました。
なお、今回使用したネジは7本組みのセット品を購入しました。
バラで4組分買えば更に費用を抑える事ができるかもしれません。
セットにはビス、ワッシャー、六角ナットがついております。
L字バーも75mmの長さを購入しましたが、これ以上短いとヘッドフォンによっては壁との距離が保てない可能性がありそうです。
今回4つのハンガーを作るきっかけとなったのは、ヘッドフォンの固定を安定させるために使用した波特殊形状ゴムです。
これが4枚セットでの販売だったものでw
表面が波型になっておりヘッドホンのアームがひっかかって滑り止めの役割をしてくれます。
裏にはシールがついているので貼り付けも簡単です。
そして、よりヘッドホンの脱落をしないように、L字バーの端にスポンジを取り付けてみました。
スポンジは、磁石の保護用についてきたスポンジを利用しました。
L字バーの幅に合わせてはさみでチョキチョキ。それをピタガンで固定しました。(接着剤でも可)
これで完成です。1つ完成に2、3分ぐらいでしょうか。非常に簡単です。
私はこのDIYハンガーでDT 1770Pro(388g)をかけています。磁石が3kgまでなので、力強く引っ掛けない限りは磁石が落ちる事はないと思います。
ただ、これは磁石吸着面が満遍なくスチールパネルに貼り付けられる場合です。
私はスリットタイプのパネルに固定していますので、なるべく隙間に面が当たらないような場所を探して固定しています。
これがスリット面が多いところに貼り付けると脱落します。
スリットタイプじゃないパネルであれば更に安心ですが、もうちょっと強度を高めたい場合は1ランク上の磁石の使用をして下さい。
DT 1770Proはヘッドフォンでも重たい部類に入るとは思います。
ですので今回使用した磁石でも問題はないかとは思うのですが。。。
今回はDIYヘッドフォンハンガーについてでしたが、1つだけなら販売品の購入がよいでしょう。
2つの場合は微妙ですw
3つ以上。またヘッドフォンだけじゃなく、ケーブル賭けにも使えますし、作るのも楽しいですよ~♪