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音楽ファイルの周波数変換
DAPの容量問題で、ハイレゾのFlacファイルをCD音質のFlacにダウンコンバートしたい。
そんな時の方法をご紹介したいと思います。
方法は2つあります。
webで検索してみると一番多いのは一度WAVに直してしまう方法です。
「ハイレゾFlac」を「16bit,44.1kHzのWAV」に落として、そのままにWAVで使うか、更に圧縮してサイズを小さくしたい場合はFlacにする。
手間はかかりますが、特定のソフトがなくても行える方法です。
ですが、これだとせっかくメタデーターを持っていたFlacの情報が音だけのデーターになってしまいます。
私もこれで悩みました。
私が使っているエンコードソフトはフリーソフトの「xrecordeⅡ」です。
通常の設定ではFlac項目に関しては、レベルの設定だけで、ダウンコンバートの項目がみつかりません。
ですが、これからご紹介する方法でダウンコンが出来るようになります。
今は最新のⅢになり、完全版はフリーではなくなってしまったのですが、xrecordⅡやⅢなら、下記の方法でハイレゾFlacからCD音質Flacに変換ができます。
xrecordⅡでの方法になりますが、下記を参照ください。
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Flacの入力設定の項目で「前処理を実行」にチェックを入れる。
するとその右横に設定ボタンがつく。
設定ボタンを押すと、別ウィンドが出てくるので、その中の下の方にある、
「サンプル当たりのビット」を16bit
「サンプルレート」を44100に設定する。
(一番上の項目のテンポ項目にある周波数(オーディオ再生レートの変更)は
とくにいじらない(変更しない)。
そして、変換するとflacでなおかつ、44.1の16bitにダウンコンさせる事が出来る。
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といった流れになります。
あとは、「前処理を実行」のチェックを解除して、Flacのレベルを設定しなおして変換すればいいわけです。
ハイレゾファイルも多く持つと、あっという間にメモリーカードの制限に達しますよね。
持ち歩く時は、そこまでのクオリティーじゃなく、せめてCDクオリティーでいいなぁと思ったときに使える技!?となると思いますw
この作業をした時は、次回も設定内容が残ってしまうので、元に戻しておく作業もお忘れなくっ♪