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椎間板ヘルニア

いつもはガジェットブログになっていますが、今回は「病状」について書いてみようと思います。

私は1年ほど前に2ヶ月の間隔で2つの病状に陥りました。

最初になったのは「椎間板ヘルニア」です。

そしてその2ヶ月後に「顔面神経麻痺」になりました。

それらの症状になってから、もうじき1年が経とうとしており現状どうなっているのか。

同じ症状になられた方へのアドバイスにもなればと思い、長くなりますので今回から2回に分けて書いてみようと思います。

これらの症状については名前だけなら聞いたことがありましたが、具体的な内容については知る由もありませんでした。

●「椎間板ヘルニア」

私の場合は腰辺りに起きました。

つたないイラストですみません。。。

椎間板とは、骨と骨の間にあるクッションにあたる「椎間板」が潰れて中身が飛び出す現象です。

その飛び出した中身が、背骨に隣接する神経を圧迫する事によって痛みが起きるのです。

ですので、神経にさえ接触していなければ潰れても痛みを感じる事はありません。

なので、隠れヘルニアな方も多いのかもしれません。

ぎっくり腰とは違う症状です。

ぎっくりも何度か経験していますが、それに比較にならない位の痛みがあります。

しかも腰だけではなく、神経が圧迫されることにより、足の痺れや痛みも伴ってくるのです。

ぎっくり腰は筋肉を覆っている組織の断裂によっておこります。

なので、レントゲンで撮影しても骨には異常がなく、まったく捕らえることが出来ないのです。

ですが筋肉の損傷が回復することによって痛みもなくなりますので、1ヶ月もすれば大体が回復される場合が多いです。

対して椎間板ヘルニアは椎間板が具体的に飛び出して、さらに神経が圧迫され変形します。

こちらもレントゲンでは確認は出来ないのですが、MRIで撮影ができます。

MRIですと、潰れて飛び出した椎間板、圧迫され変形した神経が見え、そこで椎間板ヘルニアだとわかるのです。

飛び出した部分は黒くなって映し出されます。

ぎっくり腰の痛みは、どちらかというと表面的な痛みがあります。

ヘルニアは内面的な部分が痛くなるのです。

なんていったらいいでしょうか、腰の中心が痛いというか。常に神経をぎゅっとつねくられている感じです。

しかも、どんな格好にしても常に鈍痛があります。

痛みが無い姿勢が存在しません。

こうなると睡眠不足にもなりますし、足の痛み、痺れがあり歩くこともままなりません。

足も上げられないので、ちょっとした段差でこけますし、階段も苦労しました。

椎間板ヘルニアにはシップはあまり意味はありません。痛み止めが中心の治療となります。

私の場合は、右足の神経が圧迫され、右足全体がつねに痺れていました。

そしてふくらはぎから、親指に向かって強い痛みがありました。

完治させるには手術で飛び出た椎間板を削りとるしか方法はありません。

私の場合、手術ではなく経過療法になりました。

最近の調べによると、体の抵抗物質がヘルニアを食べてしまう事がわかっているそうです。

完全になくなるには年単位の経過が必要ですし、飛び出した部分が削られたとしても神経の痛みは残ります。

私はなんとか歩けるまでには3ヶ月かかりました。

それまでは、びっこをひいて歩いていましたし、走るなんて夢の夢でした。

ストレス発散でやっているジョギングも出来なくなってしまうのかという不安もありました。

ですが、結果的に1年経った今は、毎日6~7キロの軽ジョギングが出来ています。

足の痺れや痛みはまだ残っています。もちろん腰の痛みも残っていますが、常に痛いとうい状態ではなくなっています。

ですが、仕事柄重たいものをもった翌日は痛みが出ています。

本当は医者から止められているのですが、1年も経つと身の回りの人もヘルニアだという事を忘れてしまって普通に重たい物を運ばざる終えない状況に戻っています。

ですが、当初よりはかなり回復しますし、これから数年かけて完全に元に戻れるのではとも感じております。

ですので、椎間板ヘルニアになってしまった方。あまり落ち込まないで時間をかけてじっくり症状と向き合っていけば、普通の生活に戻れる事を1年経った私は感じております。

次回はそんな凹んだ私に更に襲い掛かる「顔面神経麻痺」について書いてみようと思います。

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