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<撮影編・集合写真>
集合写真を撮影する事になるも、ネットで撮影方法の情報を探しても意外や出てこないもんです。
そこで今回は、集合写真のコツを書いてみたいと思います。
スナップは日常ではありがちですが、大人数の集合写真を撮ることってめったにないですよね。
いざ撮影を頼まれたときに、スナップとは違って全員がおさまるくらいの距離まで離れ、1枚の写真に写る人数分の思いが込められて失敗ができない。。。
そんな時でも、おちついて適正な設定値にすれば集合写真も怖くありません。
早速ですが集合写真は写る人、すべての顔にピントが合わないといけません。
ということは、F値はなるべく数字が多い方へ設定する事になります。
だいたいF5.6以上にしましょう。
野外ですと、F5.6じゃ明るすぎる場合は、もっと増やしたり、シャッタースピードも上げ気味にしても被写体個々のブレも少なくなりますので、F値を増やしシャッタースピードで明るすぎを抑えるようにします。
そして、出来れば昼間でもフラッシュを使いましょう。
顔の影がなくなり、お顔を綺麗に撮ることができます。
次は屋内の場合です。
屋内は肉眼的には明るく見えても、カメラで撮ってみると室内灯は結構暗くなります。
F値を上げたくなりますが、F5.6以上上げるとピントが合う部分が少なくなっていきますのでF値は5.6までに抑えます。
明るさはシャッタースピードとiso感度で稼ぐことになります。
シャッタースピードは最低でも1/60。出来れば1/80は欲しいところです。
iso感度はカメラによってノイズがどこまで上げても大丈夫かを知っておかないといけませんが、最近のカメラであれば
iso800程度までは問題ないかと思います。
ステージなどの前明かりがある場合はiso1000ぐらい上げても、ライトが当たっている部分はノイズが乗りにくいと思います。
そして、これまたなるべくフラッシュがあるといいです。
フラッシュ禁止以外は積極的に使うことをお勧めします。
あまりに広い屋内でしたら、跳ね返りが少ないので直射でもかまいませんし、天井や横の壁が近い場合はフラッシュの頭をバウンスしてもいいかと思います。
集合写真はピントが命です。全体的にピントが合うようにF値はなるべく多くしましょう。