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ラバーのベトベト除去

肌触り、当たりが良いように、鉄や樹脂の上に薄くラバーでコーティングされているものってありますよね。

カメラのグリップとか、ミキサーとか。

電気工具類やマイクのグリップなんかにも施されているものがあります。

このようなラバーは経年劣化でベトベトになります。

その原因が加水分解になります。

こうなってしまうとベトベトになる一方で、手にも解けたラバーが付着して真っ黒になりますし、ちり紙で拭こうものなら大惨事です。

濡れ拭きで根気強くラバーをはがしてしまったり、べとつかないようにベビーパウダーを使うなんて方もいらっしゃいます。

ですが、なんとかなり有効なべとつき除去方法があったのです。

それが「重曹」です。

●重曹水で拭き取る。

かなりの年月が経ってしまったものはラバーがはがれてしまう可能性もあるのですが、それほど年月が経過していない物のべとつきには効果が期待できます。

重曹は100均でも手に入ります。300gで100円ですが、大して量は使いません。

●重曹水の作り方

50度くらいのお湯に、適当に重曹を入れて溶かします。

これで完成です。

完成した重曹水の中に、使わなくなった布切れをしみこませ硬く絞り、あとはべとつき部分ををフキフキ。

コツとしては重曹水があったかいうちに何度もフキフキすることです。

べっとべとの状態がヌルヌルという感触になればもう一息。あまり強くこするとラバーが全て剥がれ落ちてしまうので軽く滑らせてください。

ヌルヌルがさらさらになるような拭き心地になったらティッシュで拭き取ります。

そうです。ティッシュでふけるくらいサラサラになるのです。

買ったばかりのときのようなラバーのしっとり感がよみがえるのです。

<実践結果>

これは実践結果です。

かなりのベトベトの状態で、指紋が残るくらいになっています。

本当にこれがサラサラに蘇るのか。。。不安が残りますが、機械物ですので中に水が入らないように、よーく布巾を絞ってフキフキします。

そしてこちらが完了写真。

どうでしょうか。サラッサラになりました。

しかもラバーもちゃんと残っているので質感もしっとりです。

これでラバーコーティングされた劣化も怖くありません!

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