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sE Electronics社のSE8

前回はノイマンのペンシル型マイク184について特集したのですが、今回は184を意識したであろうペンシル型マイクについてです。

sE Electronics社のSE8(単一指向)です。

■スペック

コンデンサーマイク
指向性:単一指向性
周波数特性:20kHz-20Khz
感度:25mV/Pa
最大SPL:139/149/159dBSPL(0/10/20 dB pad) (0.5% THD @ 1kHz)
等価ノイズ:13 dB(A)
ダイナミックレンジ:126 / 136 / 146 dB (0/10/20 dB Attentuation pad)
SN比:81dB
ローカットフィルター:80 / 160 Hz, 6 dB/Oct, switchable
パッド:10 / 20dB, switchable
インピーダンス:110Ωサイズ:Diameter 23mm, Length 120mm
重量:141 g
付属品:マイクホルダー、ウインドスクリーン、ステレオバー、専用ケース

このマイクは2年ほど前くらいから気になっており184と比べてどうなんだろう。
同一線上で使えるのか、差がどれくらいあるのかが見えてきませんでした。

youtubeでも比較動画が数件あるのみで184と直接的に比較している動画は少ないです。

そんなse8ですがamazonで1本だけ新品が特売で販売されいたので購入してみました。
sE Electronics社のマイク自体が初めてで、どんなマイクなのかとてもワクワクしました。

このse8はステレオペアセット販売もあり、どちらかというとステレオペアの方が売れているようです。
なかなか1本での購入レビューが無く、どんな箱で来るのかと。

ステレオペアセットはジュラルミンのようなケースでしたが、1本は紙箱でした^^
ここはノイマンのKMも同じで1本だと紙箱、ステレオペアだと木箱となっています。

更にSE8ステレオペアの場合ステレオバーも付属しています。

さて、結論から申し上げますと「悪くない」ということです。
184が値上がってしまった今、追加ペンシルマイクの選択では有なマイクだと思います。

ただ、私が追加する意味はマルチマイクで使う時の選択マイクであり184を差し置いて使うかとなると、そうでは無いマイクとはなりそうです。

ともあれマイクを沢山使う場合、私の中では451ではなく、このse8を沢山使いたいと思うほど184的に使えるマイクだと思いました。

■実際にどうなの
私的には184は落ち着いた音色で、se8は高音傾向にある音色だと思いました。
451ほどの鋭さはなく、かなり184的な音質であると思いました。

SNについては、184の方が上であります。
ただ同じ録音レベルでテストしたのですが、se8は少し入りがよいので気持ちゲインを下げれば184にかなり近づくノイズレベルにはなりそうな気もします。

マルチマイクで使うのであれば184と混ぜて使用して問題ないと思いました。
なにせ価格が1本2万円しないのです。
2万だとしたって、今の184の価格だと5本買ってもお釣りがくる。。。

管楽器用にもう3、4本欲しかったので、184じゃなくse8を選ぶ選択儀もでてきましたよ^^

■質感
これも悪くないです。
重量は184の2倍くらいあり持った感じはずっしりしています。
このずっしり感がまたいいんです^^

マイクホルダーも硬く、おじぎする心配もありません。
材質もざらついた感じなので、ホルダーがずれる事もなく、がっちりと掴んでいます。

マイク本体は密封状態できます。
しかもキャノン端子部に小さい防湿材まで仕込んである徹底振り。

ノイマンのマイクは密封できません。
袋の先をよじってあるだけです。

これは大型マイクも同様であり、U87もU67もよじってあるだけです。

■指向性
SE8にも指向性別に販売されています。

今回購入したのは単一指向ですが、無指向タイプもあります。
価格は大体同じですが、何故かサウンドハウスは単一よりも1万円ほど高くなっています。

ヘッドだけでも購入ができるようです。

■限定色
少し前になりますが限定版として深緑色のVEも販売されていました。
ステレオペアセット販売のみですが本体は深緑、ヘッドはシルバーと見た目もオサレです。
まだ在庫が残っているお店もあるかも。。。

ちょっと気になります。

私はステレオペアセットで使うことはないかと思うので、今回のように1本づつでも安く販売されたら
その都度集めていきたいなと思ったりもしました。

でも深緑のVEも気になりますっ♪

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