fish-bone's world

この記事のカテゴリー

今熱い!プラグインメーカー「Plugin Alliance 」

今回は海外のプラグインメーカー「Plugin Alliance
様々なプラグインを販売していますが特に多いのがエフェクター系プラグインになります。

私はUAD製品を所有していないのでDSPプラグインは元々Protoolsに付属してくるプラグインを使用しています。
Protoolsのプラグインは購入時にnativeかDSPかを選択するメーカーがほとんどで、DSPプラグインはnativeよりも高いのです。

AAXのプラグインはAVIDによるとnativeもDSPも処理が同じになので音質の違いはなく、あくまでCPUの負担を減らすためのDSPバージョンとなるそうです。
(ですが和田さんのUADプラグインの検証をみるとまったく同じではない事がわかります。AVIDはどうなんでしょうかね^^)

エフェクター系のプラグインはmix時に使うのが多いのでDSPに拘る必要もなかったのですが、なんとPlugin AllianceのプラグインはDSPに対応しているプラグインが多いのです。

しかもですよ。nativeとDSPの垣根がなく、購入した音源がDSPに対応していればDSPで使えちゃうのです。
日本語が変ですが、これは結構嬉しい事です。
購入したプラグインがDSPで動いているのがいいんです^^

しかもPluguin Allianceのエフェクタープラグインはメーカー名を掲げているので、●●的なプラグインじゃないのが魅力的です。
細めにセールもやっていますので欲しかった物理アウトボードも確かな動きのDSPで再現出来ちゃうのがUADを所有していない私にはとても嬉しい事なのです。

ちなみに1176系のアウトボードで有名なパープルオーディオのMC77なんて通常時は2万5千円くらいですが、セールでは2500円でした。
これは安い!しかもAAX-DSP対応なんです。

実は昔はこのパープルプラグインはprotoolsに付属していた時代もあるようなのですが、今は1176系のavidプラグインが付属してきます。
ともあれパープルに憧れていた自分にとっては嬉しい導入となりました。

他にも私が実機として所有しているelysiaのプラグインもDSP対応。

Shadow HillsのMastering CompressorまでもがDSPで動いちゃうのです。
ともかくこれらがProtoolsのAAX-DSPで動かせるところが泣けてくるんですねぇ。

単体でも販売していたりバンドルでも販売しているので強力な武器として導入しやすいかと思います。

■ライセンス
ライセンスですがPC本体にライセンス登録もできますが、USBメモリにも登録ができます。
色々なPCで使う場合はUSBメモリにライセンス情報を置いて、とっかえひっかえができますが、認証は3つあるのでPC本体認証でも問題はないかと思います。

私はwaves用に新調したSLCのUSBメモリーがありますので、そこにライセンスをおきました。
新しいPCに移行計画があるのでUSBにライセンスがある方が都合がよいのです。

といった感じでライセンスのアクティベイト回数まで太っ腹なPlugin Alliance。今後のラインナップも楽しみです。

■お布施問題
ここが一番のポイントでしょう。
他社では毎年のようにバージョンが新しくなります。
新しくなると追加のバージョンアップ費用が発生します。

これが今のところですがplugin-allianceにはそれがないんです。
一度購入すればメーカーの対応具合にもよりますが、追加費用が発生しないで維持ができてしまうんです。
これも本当にありがたい事です。

■Brainworx bx_crispytuner
Plugin Allianceのプラグインはいくつか使用していますが、今回はその中から1つ後紹介しましょう。

「Brainworx bx_crispytuner」はピッチ修正プラグインです。
他社でいう所のAuto-Tuneや最近だとmelodyneが有名所です。

私はAuto-Tuneを長年使っていたのですが、現状維持のOSではなんとか使えても今後はお布施バージョンアップが必要です。
また、どこのメーカーも大体3種類のグレードに分かれていてmelodyneの最上位版なんて10万ちかくします。

私が使っているAuto-TuneはPro版なのですが、やはりお布施アップグレードでは4万以上かかるので悩みの種でした。

そこで登場したのがwavesのWAVES Tuneです。こちらもLe版と通常版がありますが、通常版でもキャンペーン時では3千円以下で購入できる時があるんです。
という訳で購入してみたのですが、使い方というか見た目はかなりAuto-tuneです。
ただし、大きく違うのがグラフィックモード時に背景に波形が表示されないところです。

使い慣れれば問題はないのですが。。。
修正具合もAuto-Tuneより自然な仕上がりです。
これでも良かったのですが、今回紹介するピッチソフトが結構優秀でした。

そこで登場するのがBrainworx bx_crispytunerです。
他のピッチソフトよりも比較的新しいのですが、キャンペーン時で3000円くらいで購入できます。

価格的にはWAVES Tuneと同額ではあるのですが新しめのピッチソフトということもあり、かなり自然な仕上がりになります。
とはいえ、これも調整次第ではあるのですが無調整だとケロケロな感じが強いので、そういったジャンルをお求めの場合はおもしろいかもしれません。

モードは3種類「simple」「advance」「grapical」の中から選んで使用するのですが、
simpleは文字通り使い方はいたってシンプルなスケール選択。
かなりケロケロな感じにはなるのですが、シンプル故に強制的な処理が目立ちます。

advanceはピッチ修正で使用するスケール範囲の選択をしたり、シンプルよりも更に細かい設定ができるようになっています。
範囲の微調整で誤修正が減りsimpleよりかはケロケロはしなくなります。

grapicalはおなじみのグラフィック表示による調整モードです。
おそらく一番多様するのがこのグラフィックモードになるかと思いますが、使い方は簡単です。

Auto-tuneとほぼ同じですが、再生させてピッチを検出させ、あとは過度に反応した部分をツールで調整です。
滑らかにピッチベンドさせることもできたり、ビブラートの調整もできます。

なにより嬉しいのがウインドの大きさを自由に調整ができる点でしょうか。
私のAuto-tuneやWAVES-Tuneでは出来なかったので広げる事ができるウインドは助かります。

クオリティー的にはMelodyneにはかなわないのかもしれませんが、この価格で、この柔軟な機能、操作性は驚きだと思います。

しいていえば。。。Plugin AllianceなのですがAAX DSPには対応していない点ですかね。
これもいつか対応してくれれば、もうAuto-tuneにこだわる必要もないかと思います。

といったように、Plugin Allianceには魅力的なプラグインが沢山あります。
今後もお勧めのプラグインをご紹介していきたいと思います。

■最後に
たまぁにですが無料で配るプラグインもありますので細めにサイトをチェックしておくことをお勧めします^^

気をつけたいのが憧れのモデルをプラグインで使うと、今度は実機が欲しくなっちゃう場合があるかもしれません。
パープルの実機。。。欲しくなっちゃいますよね♪


PS.私事となりますが、今回のブログよりfish-boneサイトが新しく生まれ変わりました。

展開に関しましてはShowHey!!くんの多大なる協力があって完成しました。
新HPの設計から作成、旧HPブログの移動など沢山にお世話になりました。
今後はこの新しいHPにて航海が始まります。
皆様、どうぞ新HPを宜しくお願い致します^^/

最新の投稿

カテゴリー一覧

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です