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Transcend SLC USBメモリー紹介

今回はTranscend SLC USBメモリーを紹介します。

USBメモリーはファイルの一時的な保存場所として使われる事が多いかと思いますが、もう一つの使い方として「ドングル」として使う場合です。

ドングルとはUSBキー(鍵)とも呼ばれ、特定のソフトウェアを動かすためのライセンスが入ったUSBメモリーとなります。

メーカーが独自に出しているタイプもあれば通常のUSBメモリーをドングルに使う場合があったりします。

現在私が所有しているドングルはilok,USB-eLicenser Steinberg Key,Edius-Licens Keyです。

ilokは主にProtools用です。

USB-eLicenser Steinberg Keyはスタインバーグ関連用のキーですが、私はスタインバーグ製品は所有しておらず

海外のソフトシンセのライセンスで使用していましたが、今はPC本体認証となり空の状態です。

Edius-Licens Keyも現在はPC本体認証となっており過去のバージョンをインストールしてあるPCに刺しっぱなしです。

といったようにソフトを立ち上げる際に必要なライセンスキーがドングルとなります。

今回購入したUSBメモリーはwavesプラグイン用のライセンスキーとして使うために購入しました。

wavesもだいぶ前に本体認証ができるようになったのですが、それまではilokのみの認証でしたが本体認証と同時にUSBキーにライセンスが所持できるようにもなりました。

私はたまぁに他のPCでも使う場合があったのでUSBメモリーにライセンスを入れてあります。

色んなPCを渡り歩けるのがドングルの良い点ですが、デメリットとしてはUSBキーを無くしたり故障させると厄介です。

ライセンスを失う事はないのですが、復旧させるための費用や日数がかなりかかるようです。

■USBメモリーの旅

私がUSBメモリーにwevesライセンスを移動させたのが2013年となります。

もう10年を超えています。

とはいえ、あまり抜き差しはしないので何も考えてこなかったのですが改めて考えると恐ろしい事です。

USBメモリーにはメモリの種類がいくつかあり、お店で売っているメモリはー安くて大容量となっておりUSBメモリーは手軽に買えるようになっています。

ですが改めて調べてみると通常のメモリーのデーター保有年数は1年となっています。

え!そんなに短いの!と思ったのですが、これはあくまでメーカーの公表値です。

実際に私は2013年に購入したUSBメモリーを2022年まで使っていますから^^

購入の際もかなり気を使ってUSBメモリー選びをしました。

USBメモリーを販売するメーカーも沢山ありますがライセンスを入れておくとなると、これはかなり気を使いますよね。

ちなみに当時私が選んだメーカーはサンディスクです。

サンディスクはメモリー業界ではかなり信頼性の高いメーカーでデジタルカメラ、ビデオカメラでもメーカーが推奨するのがサンディスクのメモリーカードが多くなっています。

そんな事もあり当時はUSBメモリーもサンディスク一択だったわけです。

今回新調するドングル用のメモリーもサンディスク!と思ったのですが、サンディスクのUSBメモリーにも数種類ありました。

容量はいらないので一番少なくても高いクラスのメモリを買えば問題ない!と思っていました。

そうやって調べていると高い製品でも数週間で壊れた。数ヶ月で壊れた。といったレビューを目にしました。

落ち着いて考えると、確かに信頼性が高いサンディスクではありますが購入する人が多ければそれだけ不具合情報も出てくるのは当然です。

なのですが。。。やはり100件のいいね!よりも数件の不具合情報がとても気になってしまうのですよね^^

とはいえ他にはないし。。と思っていたら私と同じようなライセンスキーとして確かな製品がないかを模索している方の情報がいくつか見つけることができました。

大変前置きが長くなりましたが、それが今回ご紹介するTranscend SLC USBメモリーです。

■産業用Transcend SLC USBメモリー

まず、このメモリーカードを使う場合に注意するのが容量です。

このメモリーカードに使われているメモリはSLCという高耐久性にすぐれたメモリが使われているのですが、欠点としては高いのです。

amazonでの販売価格は一番容量の少ない\512MBで2000円程度です。

あれ?意外と安いと思いがちですが、よく観てください。

512MBです。

512GBじゃないのです。

全部で3種類あり1GBが3000円、2GBが7500円となります。

今の時代128GBでも2000円程度で購入できちゃいますから、そう考えると高いですよね。

といった感じでファイル保持用に買う場合は注意してください。

ライセンスキー目的であれば全然512MBでOKです。

私が所有しているwavesのライセンス容量をしらべたら1.5MBでした。。。

フロッピーを多少超える程度の容量でしたよ^^

正式な型番は「TS512MJF170」です。

これは512MB容量で容量別に型番が変わります。

SLCメモリのデータ保有期間は10年となるそうです。

少なくても10年はほったらかしにできそうですし、2000円で買えるなら10年超える前にまた買いなおしても痛手になりませんよね。

ありがたい商品です!

■本物か確認

amazon販売なので問題はないのですが、Transcendのメモリもサンディスク同様に偽物があるようです。

念のため到着したらチェックすると安心です。

https://jp.transcend-info.com/support/verification

シリアル番号はUSBメモリーの横側に直接プリントされています。

背面のステッカーの番号は関係ありません。

画面のように、型番、製品概要、シリアルナンバー、保障期日が確認できます。

■梱包状態

業務用ならではだと思いますが商品自体に箱はなくプチプチと静電防止袋に入った状態で届きます。

■接続状態

接続時はSLC刻印の下が青く光ります。

端の青クリア部が光ると思っていたのですが^^;

それよりも私は常にPCにさしっぱなしにする予定なのでキャップを紛失しちゃいそうです。

512MBですが実際に記録できる容量は479MBと出ました。

ちょっとした写真や重要度の高いメモファイルなんかの保管場所では使えるかと思います。

今回はドングルとして役立つUSBメモリーについてでした。

こうなると使用中のilok2もそろそろ3に買い換えを検討したいと思います。

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