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ショックマウントのサスペンションゴム交換(その2)

前回はノイマンのサスペンションホルダー用的なゴム紐の製作方法をご紹介しました。

今回はノイマンでも使えますし、AKGのホルダーで使えるゴム紐となります。

こちらが414用のAKGのサスペンションホルダー(H100)です

現行品はH85となります。

純正品の交換ゴムをみると、どちらにも使える共通製品なので長さは同じみたいです。

ちなみに純正品のゴム紐は1個1080円します。

1つのサスペンションで2本使うので2160円。高い。。。

やはりDIYがお勧めです^^

画像でみてもらえると一目瞭然ですが、ノイマンのゴム紐と接合部がちがいます。

見事な輪を描いております。

ゴムのかしめ部に頭とお尻が前後で入り込んでいる感じです。

というのもAKGのホルダーは、かしめ部の待機場所があまりありません。

そんな事もあり、このような輪を描いている状態になっています。

そこで同じようなパーツを使って輪のゴム紐を作る方法が「その2」となります。

■用意する部材(amazonで購入可)

・金天馬 アウトドア用ゴムロープ 3mm 3mカット 黒or白・・・3m太さのゴム

・アクセサリーパーツ 金具 ゴム留め金具 Lサイズ 黒色 ブラックニッケル 10コ入り NO2

・セメダインスーパーX(黒or白or透明)

・収縮チューブ 2cm程度

ゴム紐は前回と同じ金天馬さんの3mm太さのゴム紐です。

AKG純正のゴム紐は、おそらく2mmだと思いますが3mmでも問題なく使用できました。

そして今回使用するゴム留め金具ですがこちらになります。

大きさは3~4mmタイプを選びましょう。3mm用の金具もあるようですが、これだと3mmのゴム紐ではかしめきれないようです。

3mmの金具は2mm紐用なんだと思います。

頭とお尻を金具に通してペンチでかしめます。

ただ、この金具のレビューをみると、しっかりかしめても外れるとあります。

AKGのサスペンションホルダーは2本のゴム紐を使うので1本が外れても直ぐにマイクが落下する事はないとは思いますが外れるのは怖いですよね。

そこでセメダインスーパーXで接合強度を高めておくのです。

それでは実際に作業していきましょう。

■作業1

ゴム紐をカットします。

今回はAKGのホルダー用を例にしていますが、カットする長さの決め方は前回の記事を参考にしてみてください。

切った先は解れないようにライターであぶっておきます。

AKGのホルダーH100とH85用のゴム紐のカット長さになります。

ゴム留め金具 Lサイズ(長さ11mm)+ゴム紐部37cm =(約38cm)

■作業2

カットしたゴム紐に2cm程度の長さにカットした収縮チューブを通しておきます。

ゴム紐の頭とお尻にセメダインスーパーXを塗布します。

セメダインは1時間くらいすると、だいたい硬化しています。

■作業3

接合部にゴム留め金具を装着しペンチでしっかりとかしめます。

■作業4

金具の上に収縮チューブを被せライター等で熱収縮させます。

以上が作業となりますが、これでも外れる心配がないとはいえません。

もっと入念にするとなると、あとは接合部を糸で縫うくらいしかありませんがセメダインスーパーXも硬化してしまうとかなり強力です。

収縮チューブで隠せるので多少大目に塗布してもよいかと思います。

この金具方法はノイマンのサスペンションでも使えますので「その1」にくらべると苦労は半減するかと思います。

なんてったって「その1」はスリーブの金ヤスリ調整がありますから^^;

ですが接合部の強度は「その1」がお墨付きです♪

ゴム紐はかなり余りますので友達のサスペンションマイクのゴムも交換しちゃってもいいかもですね^^;



ショックマウントのサスペンションゴム交換(その1)はこちら

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