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マイクスタンド

今回はマイクスタンドについて書いてみたいと思います。

マイクスタンドは色々なメーカーから出ていて種類も豊富です。

私は音楽機材類はサウンドハウスさんで購入する事が多いのですが、マイクスタンドは国内で一番安く買えるお店だと思います。

話は脱線しましたが、マイクスタンドも深い機材になるのではと思います。

個人でマイクスタンドを購入することは一般的にはあまりないかもしれません。

仮にスタジオレコーディングする場合に、マイクは持ち込みでもスタンドはスタジオにあるやつを使うのが運搬的に効率的です。

スタジオで借りたとしても1本数百円。またはサービスなんて場合もありますからね^^

個人であるならば、自宅の録音が一般的ですのでマイクスタンドは所有する事になります。

最近では配信で使用される方も多いみたいですよね。

<マイクスタンドの種類>

マイクスタンドにはいくつか種類があります。

通常は「標準ブーム」といわれるものです。

2段階の高さ調整に加え、ブームと呼ばれる部分が上部についており、ブーム部は長さの調整に加え角度の調整が出来るようになっています。

楽器の収録にはブームスタンドを使用して、高さ、角度の微調整をしています。

次に「ショートブーム」こちらは上記の標準ブームの小型版です。

座ってレコーディングしたい。ギターアンプやドラムのバスのような低い位置に設置したい時に使います。

標準ブームでもブーム部の調整によっては低い位置での設定も可能ですが、マイクの重量バランスを考えると低い位置であるならばショートブームがお勧めです。

他には更に大型のスタンドもあります。高い位置に設置できるタイプや、高い位置に重たいマイクを設置する場合などはかなり大型な「オーバヘッド」

ブーム部がない「ストレート」。卓上で使う更に小柄な「卓上スタンド」と、使う用途別に分かれています。

<台座>

マイクスタンドの一番下部。

通常のマイクスタンドは3本足になっています。

収納時は3本の足が折りたためるので保管や運搬には重宝します。

その他は「円ベース」「三角足ベース」があります。これは錘をかねているので重たい上に、3本足のようにコンパクトに折りたたむ事ができません。

円ベースとスタンドのバーは分離ができますので、運搬の際は分解して運ぶとコンパクトになります。

設置スペースが狭い場所や、より安定して設置したい場合に有力になります。

卓上スタンドは机の上で使うものなので円ベース製品になっています。

<スタンドメーカー>

マイクスタンドといっても、今では色んなメーカーや謎のメーカーがあります。

数回だけ使えればいい。そういった場合は謎のメーカーでもよいのですが、長年使いたい。スタンドの調整が多い。

重量のあるマイクを使っている。

そんな場合はマイクスタンドによってはストレスの原因にもなります。

マイクスタンドなんて、ただの棒じゃないか。と思いますよね?

ですが、ずっと使ったり、色んなメーカーを触ると違いが見えてきます。

私は仕事柄、大量のマイクスタンドを使っています。

メーカーもまちまちですし、長年使う機材でもありますので劣化についても考えさせられる事があります。

マイクスタンドで一番重要なポイントは「固定できるか」になります。

マイクスタンドなんてそれしかないだろう!当たり前じゃないか!と思われるかと思いますが、これが一番重要なのです。

マイクスタンドのメーカーは最初にも書いたとおり、今ではたくさんのメーカーから出ています。

中にはOEM供給されている場合もあるようですが、一番困るのは謎のメーカーです。

マイクスタンドにも価格の差が大きくあります。

スタジオで使われている機材は、大体が「TAMA」、「K&M」になります。

これらのメーカーのマイクスタンド(標準ブームスタンド)は6千円程度で購入できますが、謎メーカーになると2千円以下で購入できるものもあります。

謎メーカーならTAMAを1本買う価格で3本買えるじゃないか!

と思いますよね。

例えば軽めのマイクや数年使えればいいや。ちょっとした趣味でというならば大きな問題にはならないかとは思います。

ただ、使っていくうちにストレスを感じる場合があります。

それが調整部です。

マイクは人それぞれ高さであったり、角度に個性が出てきます。

微調整もしたくなります。

謎メーカーは、コスト削減で使われている部材も品質がおまりよくありません。

よって、微調整が難しいのです。

ちゃんと固定したつもりでも、だんだんと角度がずれていく。これが謎メーカーの安さ故の現象となります。

ちょっとした角度調整。これがきゅっと決まらない。また、角度調整をしすぎて調整部の具合が悪くなってきた。

これも謎メーカー特有の症状になります。

その点、TAMAやK&Mであれば、剛性がしっかりしているので長年の使用でも劣化が少ないですし、最悪劣化部のパーツ購入もできたり安定して使い続けることができます。

また、マイクスタンドは運搬を考えると軽量もしたくなるのですが、実は重量も重要な部分でもあります。

軽いマイクを低い位置で使う分には問題なくても、ある程度の重さのマイクを高い位置で使う場合、軽量スタンドだと最悪転倒する場合があります。

対策としてはスタンドの足を養生して固定してしまう手もありますが、マイクスタンドはマイキンングで動かすことが多く、固定によるストレスが発生します。

ですので、やはりある程度の重さも重要になります。

謎メーカーの安さは部材に影響してくるので、謎メーカースタンドはまず重たいスタンドはありません。

また、固定部の金具も樹脂であったり。

マイクスタンドはオプションでマイクを置く台だったり、飲み物を置く台を追加設置できます。

ただこれも謎メーカーだと軽量すぎて、すってんころりんもありますので、その点でもTAMAやK&Nがお勧めです。

<お勧めメーカー>

私が使用してきて一番使いやすいのはTAMAのマイクスタンドです。

TAMAはマイクスタンドの他にも打楽器のスタンドも出したり、スタンド業界では一番メジャーであり、一番信用があるメーカーとなっています。

ゆえに価格は高めですが、長年使うのであれば一番お勧めです。

次はK&Mでしょうか。TAMAよりも若干安いです。

ただ私の経験上、TAMAのような安定感は若干少ない感じがします。

また足の錘の部分の固定が甘めなので、ケースからスタンドを取り出すと、かなりの確立で固定が解除されています。

疲れている時などのマイク組み立て時に指や足にズドーンと下がってくる事がしばしあります。

ということで、私のお勧めはできればTAMAです^^

スタンドを強化してストレスフリーのマイキングを!!

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