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ネットワークプレーヤー買い増し

昨年購入した据置型のネットワークプレーヤー「ONKYO NS-6130」ですが、とても気に入っています。

今となっては2万3千円程で購入できますが、私が当時購入したときは3万3千円くらいだったかと思います。

あれから1万円も下がってしまったのですね(悲

ただ定価は6万円位するんです。

私はパイオニアのポータブルからの据置型になったのですが、パイオニアよりも音がすっきりしていて、癖も無くそれがとても心地よかったです。

購入して1年は2.5インチのHDDと組み合わせて使っていました。

TOSHIBA製の5400回転ですが、特別ストレス無く使っていました。

ですが、アクセススピードや検索のレスポンスを少しでも稼ぎたい。また安定して長く使えるドライブとして最近SSDに転向しました。

結果ですが。。。私が購入したSSDはsamsungの860 QVOを選びました。

確かにHDDからのデータを落とすスピードはSSDならではでした。

ですが。。。アクセスや検索のレスポンスが非常に遅い。

下手するとTOSHIBAのHDDよりも劣る。そんな感じがします。

860 QVOを接続した後に、HDDを接続するとHDDの方が明らかにレスポンスが早いのです。

これにはがっくり。

特にネットワークプレーヤーだと本体から直接操作ではなく、タブレットのアプリから操作するので、そちらのレスポンスも重なってしまうので遅く感じるのですが選んだSSDが悪かったようです。

そこで急遽CrucialのMX500シリーズに買い換えました。

値段は対して変わらず、2千円くらい差でした。

私が読んだサイトの情報が悪く、最近になりどこのHPにもやはりアクセススピードの悪さを指摘しています。

当時の記事にはより高密度な階層。そして全ての設計、部品がsamsungなので信頼性もアップ。スピードも速いなんて書いてあったんですよね。

特に私が気にしていたのは、大きなデーターの書き込みでのスピード低下でした。

その点だけに関しては確かにスピードの低下はさほど感じることもなかったのですが、レスポンスがここまで醜いとは。。。

その点Crucialは前にも使っていたので、私の中ではお墨付きです。

新タイプに冒険せず、素直にCrucialを買っておけばとは思いましたが、ちょうどカーナビ用のSDがいっぱいでしたので、860 QVOはカーナビ用として活用したいと思います。

カーナビですと直接操作ができるのでネットワークプレーヤーで感じていたようなレスポンスの悪さもなかったので、まぁそれでよしとしました^^

さて話はプレーヤーに戻りますが、NS-6130はとても気に入っていたのですが、ヘッドホンアンプで気になるものがありました。

現在使っているヘッドホンアンプはFX-AUDOさんのリーズナブルなのに、出力パワーがある機種を使っています。

しかもオペアンプを交換できるとあり、これまた冒険好きな私は秋葉の秋月電気でオペアンプを買ったりと楽しんでいました。

そこに現れたのが、私が使っているヘッドホンと同じメーカーのヘッドホンアンプでした。

ヘッドホンアンプとネットワークプレーヤーはRCAのアナログ接続をしています。

つまり、NS-6130のDACの音を聞いているわけですが、このDACがここ最近引っかかっていました。

DACとは、デジタルデーターの音を出力する際にアナログにする必要があるのですが、それを行う回路となっています。

NS-6130に使われているDACは旭化成エレクトロニクスのAK4454が使われています。

このAK4454は2015年に販売されたDACで、普及帯プレーヤー用のDACとして使われています。

この普及帯のDACというのが少々引っかかってきました。

DACの違いは性能が上がるとS/N比と低歪の向上。対応フォーマットの拡大になります。

S/N比とは雑音ノイズを表していて、S/N比が良くなると雑音ノイズが低くなるのです。

低歪は文字通り歪の値をしめしており、音の安定に関わってきます。

対応フォーマットですが、これはハイレゾ音源は年々高解像度化しており、それに対応するべくの拡大となります。

どれも重要ですが、一般的な目線だと、後者の対応フォーマットの拡大になります。

現在はDSD 11.2MHz音源が高音質データとして君臨していますが、更に上の22.5MHzのDSD音源に対応するとなると高性能なDACじゃないと対応していません。

これに対応しているDACとなると、旭化成DACではAK4497やAK4499となります。

AK4499は今年(2019年)に発売開始されたばかりの回路で1基6000円程します。

とても小さな部品の1つの原価がそれだけするので、やはり現状ですと数百万円クラスのプレーヤーにしか搭載されていません。

AK4497でさえ1基2000円ほどしますので、海外メーカーの100万円くらいするプレーヤーに搭載されていたりします。

最近はティアックのTN-505がAK4497を2基搭載して、実売15万円のネットワークプレーヤーを出したことで話題になっていました。

私もTN-505の存在がとても気にはなったのですが、TN-505がフルスペックで威力を発揮できるのはUSB-DACとして活用した場合です。

つまりPCとの接続でのフルスペックとなるのです。

私が構築したいようなPCレスでの接続。USBドライブとプレーヤーの単純構成の場合、DSDは5.6MHzまで。PCMは192kHz,24bitまでとなるのです。

とはいえ、正直私はDSD音源はさほど所有しておらず、PCMも192kHz,24bitあれば事足りるのです。

ですが、そのスペックに対して15万円はちょっと私には敷居が高いと^^

そこで白羽の矢が立ったのが、NS-6130の上位機種であるNS-6170です。

NS-6170には旭化成のAK4490が2基搭載されています。

6130がAK4454を1基であったこと考えると、かなりの期待が出来ます。

また私が見たyoutubeの動画では、6130でも癖が無く気に入っていたのですが、6170は更に自然になっていて、6170と比べると6130の歪がとても気になっていくのでした。

AK4490は4454よりも前の2014年に発売がされています。

ですが、4454は普及帯DACとしての発売に対し、4490は高性能・高音質を掲げたDACになります。

それを1基ではなく、LRで各1基づつ搭載しているので、よりS/N比と低歪の向上が期待でき、それが6130比べの歪の違いだったんだと思います。

そうなると、NS-6170がどんどん気になっていくのです。

もちろん他のメーカーも検討しました。兄弟メーカーであるパイオニアがスペック的にも似ています。

ただあちらはESS社のDACを搭載しており、私が求めている感じではないような感じもあったことと、旭化成DACの魅力に取り付かれていました。

NS-6170も製造が終了してしまい価格もだいぶ下がっていました。

2019年4月現在の底値は5万円くらいです。

高いw。私には高いのです。

新しいヘッドアンプも欲しいし、だとしてもアンプを海外購入すれば10万円以内で抑えられるかなぁと。

ネットワークプレーヤーを買うのが先か、ヘッドアンプを買うのが先か。

そう迷っているうちに、なんとドルが上昇し始めました。

その矢先に、なんとかなり程度の良い2ヶ月品NS-6170の中古が出たのです。

しかも送料合わせても3万半ばもしない。

はい。ヘッドホンアンプはお預けにして、NS-6170を購入しました^^

DACが強化されているので、またドルが下がるかするまではFX-AUDIOさんのアンプで生きて生きたいと思います。

まだ到着して間もないので、暫くはNSシリーズの音の違いを調べてみたいと思います。

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