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HUDディスプレイ(カー用品)

車を未来ちっくにしてくれるアイテム。

それがHUDディスプレイです。

フロントガラスや反射板に速度やその他の情報を浮かび上がらせて表示されるアイテムです。

最近は通販サイトでも様々なHUDが登場しています。

価格も3千円代からあったりします。

そんなHUDを買うときに悩むのが接続方法です。

HUDには純粋に速度のみ。または時計機能があったり、タコメーター、水温、バッテリー電圧などの細かい情報表示まで対応しているモデルがあります。

その情報に大きく差が出るのが接続方法になるのです。

HUDには大きく分けて2つの接続方法があります。

1つは「GPS衛星」を使ったシステム。

もうひとつは「OBD」という車からの情報が取れる端子に接続するシステムになります。

価格的にはOBD接続の方がGPSよりも高めになっています。

価格の面でも違いがありますが、それぞれにメリットとデメリットが存在します。

それらの違いをご説明したいと思います。

<GPS版>

●メリット

・価格がOBD版より安価

・接続がシガレットの電源端子のみで接続できる

・OBD端子がない車、OBD端子を既に他の機器で使用している車に搭載可能

・速度や時間表示が正確

●デメリット

・GPSが受信できないトンネルや障害物の下では表示ができない

・時間、速度以外の情報が表示できない

<OBD接続版>

●メリット

・様々なカー情報を表示できる

・車の速度メーターとの誤差が少ない

●デメリット

・価格がGPS版よりも高い

・他にOBD機器を使用してる場合は使用できない。

・正確な速度が計測しづらい

以上となっています。

接続はどちらのタイプも1本です。

GPS版はシガレットからの電源供給。

OBD版は車側のOBD端子との接続のみ(情報と電力の両方を1本で供給している為)

大きな違いはGPS版は正確な速度表示ができる。OBD版は様々な情報が表示できる。

この2点になるかと思います。

HUDを使う一番の目的はやはり速度表示でしょう。

速度を正確に確認したいのであればGPS版となります。

ですが、これもGPS衛星が受信できる環境である場合に限られます。

トンネルや暗くなるくらい木々が茂った場所などでは受信ができなくなり表示がなくなります。

その点、OBDは車速パルスからの信号が反映されているので常に表示されています。

ですが正確なスピード表示となると、たとえばタイヤのサイズや、車自体のメーター表示が多少実際のスピードよりも低く表示されるようになっているので、

その両方のバランスによっては3キロ以上の誤差があるなんて話もあります。

この部分に注目すれば、どちらのモデルを買えばいいのかが見えてくると思います。

OBD端子が搭載されていない車の場合はGPSしか選ぶことはできません。

OBD端子を既に他の機器。レーダー等で使用している場合は使用できません。

これはOBDの信号は1対1でしか通信する事ができないからです。

また電力供給不足の関係もありますので、基本的にはOBDは1つの機器にしか使用することができないと思っていた方が良いです。

私はHUDにはGPSを使用しますが、OBDも既に2つの機器で使用しています。

この2つの機器は車側のOBD端子を2分岐させるケーブルを使い、それぞれの機器に接続しています。

1つはレーダー。1つはセキュリティーです。

私の場合この2つなので、同時にOBD信号が使われる事がない為に2つの機器を接続して使うことが出来ています。

レーダーは車が動いている時。セキュリティーは車を駐車させる時に使うので、お互いバッティングする事がない為に使えている状況があります。

車が動いている時に使う機器との場合は、先に通信を開始した機器が使用可能になり、その後に接続された機器がNGとなります。

HUDがNGになるのか、他の機器がNGになるかは接続してみないと分からないので、そんな場合はGPS版をお勧めします。

GPS版もカーナビのGPSと同様と考えるならば、街中走行ではあまり影響はないかと思います。

カーナビはGPS以外に車速信号も接続するので、トンネルに入った時は車速パルスからの信号で距離を計算しています。

長い曲がりくねったトンネルや、GPSが受信しづらい高速道路の下などを走行すると表示地点は動くけど、全然違う場所を走っていることになっている。

という現象はこのためです。

GPSが受信できないけど、進んでいる信号は受信しているのでそうなるのですねw

ただ最近のカーナビはそれを予測して動かすので、昔のカーナビに比べれば海や山の中を走行している事になっている現象はおきづらくはなっているかとは思います。

またGPS版で表示できるのは速度と時計ぐらいなので、受信不可能環境を走行した場合は車のメーターをみればいいだけのことですし。

あまり深く考えこむ事でもないような気もします。

それよりも、速度以外の情報が欲しい方はOBD版となるんだと思います。

私がお勧めするHUDは、NeoTokyoさんのHUDシステムです。

GPS版とOBD版がありますが、どちらも形状は同じで、表示できる項目の違いがあります。

お勧めする理由は反射板が内臓されている事です。

通常表示の反射はフロントガラス、またはオプションの反射板にさせます。

フロントガラスの場合、車のガラス傾斜によっては表示が見づらくなったり、表示が薄い。2重に見ええてしまったりします。

ほとんどの機器にはこうした対策のために専用の反射フィルムが付属しています。

これを貼ればかなり見やすくはなるのですが、車検的にはNGになるので、車検のときは剥がす必要があります。

こうした対策のために反射板を内蔵させたHUD台が販売されています。

NeoTokyoさんのHUDには最初からこの反射板(ガラス製)が搭載されているので、設置箇所を機敏に変えたりもできますし、反射ガラスの大きさも表示にジャストサイズで、より純正感がかもしだせるようになっています。

炎天下の下に駐車する際は、反射ガラスをたたむことも出来たり、使い勝手もよいのでお勧めです。

HUDを買うときの参考に少しでもお役に立てたなら幸いです。

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