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各社メール便の違い
今回はメール便の違いについての記事です。
メール便はオークションでちょっとした物を落札した時に便利なサービスとして使われている方が多いのではと思います。
今回はそんなメール便の各社の違いについてまとめてみました。
ちなみに、メール便で送ってよいものは「書籍」、「電磁的記録媒体(CD,DVD)」、「カレンダー」、「冊子」等となります。
送ってはいけないものとしては「信書」、「手書きの紙」となっています。
これは郵便法によって決められており、もしメール便で信書を送ってしまうと、送る側や、送られる側、配送業者が警察から取り調べを受けたり、書類送検される場合もあるようです。
ただし手書きの紙として内容物に関するあいさつ状、請求書等の無封の添え状、送り状は同封できます。
メール便という名前であるからして、これはかなりややこしいシステムですよね。
そんな事もあり各社サービスの名前を変更して対策をしているみたいです。
送るものに関して不安がある場合は配送業者に聞いてみてもよいかと思います。
メール便にはサイズもありますので、信書、手書きの紙以外であれば、それほど神経を尖らせる必要もないかとは思います。
ただし、メール便は保障がありません。
価格が安いので仕方がないと思いますが、大事なものを配送する場合は宅配便を利用しましょう。
代表的な配送業者として、郵便局、クロネコヤマト、佐川急便を例にあげてみたいと思います。
●郵便局「ゆうメール」
大きさは、長さ・幅・厚さの合計が1.7m以下。3kgまでの冊子、CDが送れます。
切手があればポストから投函ができます。
価格は150gまで180円~となります。
(サービス名にメールがつくのでややこしさは勘違いを防ぐ名称としては薄い気がします。)
●郵便局「ゆうパケット」
価格は3種類で厚さにより、1cm以内¥250円、2cm以内¥300円、3cm以内¥350円となっています。
大きさは合計60cm以内で、長辺34cm以内となっています。
この「ゆうパケット」はオークションの配送品をターゲットにしたサービスになっており、追跡番号による追跡サービスが受けられます。
●郵便局「レターパック」
価格は2種類あり、¥510円のレターパックプラス、¥360円のレターパックライトがあります。
郵便局やコンビニの窓口で専用の紙製ファイルとして販売されており、その中に納まる程度の物を封入する事ができます。
レターパックプラスはA4サイズで、重量が4kg以内。
レターパックライトはA4サイズで、厚さが3cm以内、重量が4kg以内。
両者の違いは厚さの部分です。それ以外のサイズや重量は共通となっています。
価格的には郵便局のサービスでは一番高くなりますが、ファイル型の梱包剤を購入する方式なので梱包作業が楽になるとか。
(買いに行く手間はかかるのですが。。。)
またレターパックには追跡サービスも利用できます。
●クロネコヤマトでは以前「クロネコメール便」というサービスがあったのですが、「クロネコDM便」となりました。
ですが、こちらはオークションで売買したものの配送には使えなくなってしまったり、事前にクロネコヤマトと契約していないと使えないサービスとなりました。残念っ
●佐川急便では「飛脚メール便」となります。
こちらも個人ではなく法人が使うサービスとなっています。
といったように、個人が使えるメール便サービスは郵便局の「ゆうメール」、「ゆうパケット」、「レターパック」のみになってしまいました。
またメール便は価格が安い反面、配達日数がかかります。佐川急便の場合3,4日かかるので、その説明はオークションページ以外にも、
配送した時に相手に知らせておく事が大切だと思います。
そして大事な事として先ほども書いたのですが、これらのサービスには保証がありません。保証をつけたい場合は各社宅配便サービスを利用することになります。
ヤマトのメール便は追跡サービスがあったり、非常に使い勝手が良かったんですが色々と事情があったようです。
飛脚メール便にも追跡サービスがあるのですが、配送品につけられる追跡番号は登録されないようです。
これが非常に誤解を招きます。
私は購入したものが飛脚メール便で送られてくる事があり、発送の際に追跡番号が添付されており、3日ほど経っても来ないので番号を入力。
ですが、該当なしとのことで焦った事があります。
最寄の佐川急便に電話で問い合わせをすることによって追跡はできるそうです。
追跡する場合はPCではなく、最寄の佐川急便に電話で問い合わせとなる事を覚えておきましょう。
また各社メール便には保証もなく、送り主に配送料金が返金されるだけなので買う側のメリットは価格が安い点だけ。
価格は十分に重要なポイントで、安いものを購入したら送料がネックになりますよね。
最近では送料込みにしている販売主さんも多くなっていますが、このシステムを選択してくるオークションの場合は注意しておきましょう。
貴重品や高価な物を購入した場合は、宅配便を選択する勇気も必要なのかもしれません。