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プロクソン・ミニルーター
今回はミニルーター「プロクソン・ミニルーターセットMM50/D No.28512-SK 」の紹介です。
車のエアロ加工のために購入したのですが、この手の工具の知識は乏しく、はじめはダイソーで販売されているミニルーターを使おうなんて思っていました。
ですが調べてみるとダイソーのミニルーターのモーターでは作業が出来ないとわかりました。どのルーターが良いのかもわからず調べてみることに。。。
そこで行き着いたのがプロクソンのミニルーターとなりました。
エアロ加工で使っている方が多いのと、ミニルーターの業界ではかなり信頼性のあるメーカーがプロクソンだとわかってきました。
近所のホームセンターでも見ることができたり、カタログもあったりと結果的に購入したのはプロクソン社のミニルーターとなりました。
そもそもミニルーターとは何かですが、小物の削り、磨きができる機械です。
ペン型なので片手で持って作業ができますが、実際は動作の反動がきますので両手で行う事になります。
ガラスに彫刻したり、ちょっとした金属の研磨、カット。ドリルで穴を開けたり、木材の彫刻にも使えるそうです。
私はFRPの樹脂を削るために購入しました。プラスチックなので、金属加工に比べれば作業はやりやすいと思います。。。
ただ、初心者なので扱いには多少苦労しました(汗。
プロクソン社からは色んなタイプのルーターが販売されていますが、私が選んだ28512はカタログに存在しませんでした。
28515という製品は載っていましたが、実は28512は28515にドリルチャックが付属しているセット製品になるそうです。
本体自体は28515と同じになります。
28515は削り、磨きの先端が付属してきますが、28512には更にドリルチャックが付属してくるので穴あけが出来るようになります。
価格差は2千円程度となります。今回購入した28512は¥6500円ほどで購入ができます。
私はこれに、削りようの「ハイスカッター 3mm(¥900円)」を購入しました。
大きく削る場合に有効な先端パーツとなります。
ただ、今回作業してみるとFRPの場合は初期付属の研磨パーツだけで問題なかったですw
ハイスカッターは強力に削れるので扱いには注意が必要です。
更に削る作業をしますので安全ゴーグルも用意しましょう。
私はダイソーの安全ゴーグルを使用しました。
めがねをかけている状態でもつけられるゴーグルタイプと、めがねになっているタイプがありましたが、私はめがね使用者ですので前者を購入。
上下に空気穴が開いていますが、炎天下の作業では気休めでした。
細かい作業は顔を近づけて作業するので、安全ゴーグルは必ず着用するようにしましょう。ダイソー製品は助かりますっ
本体を見ていきましょう。
本体とアダプターとの配線はスパイラルケーブルなのでケーブルが邪魔になりにくいですが、アダプターとの距離をもちたい場合には多少厄介になるかもです。
テーブル作業の長さだと思います。
私のように野外で、大きなエアロパーツ加工だとちょっと気になるかもしれません。
ドリルチャック部です。
先端の付け替えは、指の箇所にあるボタンを押し込むとロックが掛かります。
ロックがかけられる箇所は1箇所で、その箇所までドリルを回転させます。
するとロックピンがぽこっと入りますので、それでロック状態です。
この状態でドリルチャックを回すことができます。
使用する先端パーツを取り付けたら、ロックピンを押し込みながら、ドリルチャックをかっちり固定します。
この固定は緩みやすいので、数分おきに締まり具合を確認しましょう。
緩んだん状態で使うと非常に危険です。
特に削るパーツに強く当て続けると緩みやすくなります。
緩むと先端が暴れて、最悪他の部分を傷つけたり、手も怪我したりするかもしれません。要注意です。
本体下部には回転のスピードコントローラーがついています。
ON・OFFも兼ねています。
高速にすると早く作業ができますが、慣れないうちは低速で少しづつ作業する事をお勧めします。
また練習として、要らなくなった樹脂製の部品で削りテストをしてから作業することもお忘れなく。。。
手持ちサイズですが、長く使用するとけっこう重さを感じました。
あまり長時間すると腕にもきますし、ちょっとした気の緩みで怪我にもつながります。
使用する際は十分配慮して使用しようと思いました。
あまり使う事はない機材ですが、あると加工の視野が広がるかと思います。