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一眼レフで撮影っ♪
一眼レフを買ったからには、出来る限りマニュアルを使いましょう。
といっても、最近のカメラはオート機能も優秀ですよね。ですが、そこをあえてマニュアルで使うことによって、より自分の思い描いた写真を撮ることができるようになります。
一眼レフには、完全オート、絞りオート、シャッタースピードオート、完全マニュアルがあります。
完全オートとは、絞り、シャッタースピード、iso感度をコンピューターが自動で最適な状態を設定してくれることです。
年々、オート機能は進化していますが、最適とはいったいどのような事を意味しているのでしょうか。
それは、色々なシーンで撮影しても、どれも平均的な写真が撮影できるように設定をしてくれます。
暗いところでは明るく。まぶしいところでは丁度良い明るさに。
大変すばらしく思えますが、これでは自分が思い描いた写真が撮影できません。
記念行事を安定して撮影するにはもってこいな機能ではありますが、これが悲惨な目にもあう可能性も秘めているのです。
明るい野外ではあまり影響が感じられないのですが、暗い所ですとこれが非常にやっかい。
暗いところで明るい写真を撮るには、シャッタースピードを遅くする、感度を上げる、絞りを開く。という作業から設定をするのですが、オートの場合、どの設定がどのくらい上げられてしまうのかが問題になっていきます。
シャッタースピードを遅くされると、手持ちで撮影した場合、高確率でブレブレの写真が。
感度をあげられてしまうと、ノイズがのった写真が。
絞りを大きく開かれると、ピントが合っている部分が少ないと。
このように、どれをとっても明るくはなりますが、悪影響が出てしまう場合があります。
これを防ぐコントロールをするのはマニュアルが一番です。
カメラにはどの設定が理想の設定値であるかが存在します。
その数値情報を得るには、ひたすら撮影して割り出すしかないのですが、その数値さえわかってしまえばあとは楽勝です。
シャッタースピードはどれくらいだと手振れをおこしにくいのか。
絞りはどれくらい絞れば、ピントがあってくれやすくなるのか。
感度はどれくらい上げてもノイズがのりにくいのか。
この3点が分かれば、マニュアルで撮影する方が失敗は少なくなります。
是非みなさんも、マニュアル撮影を沢山して、適正な設定値を探ってみてくださいね。
コツとしては、一眼本体の液晶を信じちゃいけないという事です。
判断は画面の大きなPC画面でしましょう